という質問を最近受けることが多い。
連れ去った側がDVや虐待をでっち上げるのは昔から常とう手段で、
弁護士は、クライアントの書面を使いまわしていたりする。
なぜか裁判になると女性は「馬乗りになって首を絞める」とかいう被害を
訴えるケースが目立つ。
それはさておき、最近では離婚弁護士が
でっち上げ以外にも、実子誘拐の被害者のネットへの書きこみや、
市民活動への参加を根拠に、「問題のある親」と印象付けるために、
書証を乱発して対応に忙殺される別居親の話を聞く。
こんなの取りあう必要あるのか、と思いはするけど、
裁判所は基本会えなくてもどうでもいいと思っているので、
念のためと反論すると、対立が激しいと交流を制限されるおそれがある。
しかし反論しないと、たしかにうそを根拠に交流できなくなりかねない。
とはいえ、いちいち証拠をつけてうそを否定しても裁判官は読まない。
そうやって別居親を疲弊させて諦めさせ、子どもと引き離して
金をとるというのが最近の流行りだ。
そういう場合、相手の主張書面に対して、
正誤表を作成して、添削してあげて事実関係を否定するということを
最近ではアドバイスすることがある。
それで立証趣旨として、「誤認をもとに事実認定されるのを防ぐため」
と書いておけば省エネになるし、誤りの部分も目につきやすい。
証拠に関しては、明らかにウソの証拠というのを1つ出し、
相手の主張が全部根拠がない(つまりこっちの正誤表は根拠がある)
と印象付けることができる。
そして相手方の出してきた書証や主張書面については、
「相手方の子どもを会わせたくないという意図の表れで
相手方が一貫して敵対行為を継続している証拠」と主張するのがいいと思う。
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