親子を引き離して儲ける離婚ビジネスの実態~その2 第三者機関の拡大戦略

 最近の別居親からの相談の中で、第三者機関の利用を子どもを会せる条件にされているという相談がよくある。 第三者機関というのは、面会交流の親どうしの関係を調整したり、面会交流の付き添い業務を担ったりする団体だ。子どもの側を一方的に拉致しておいて離婚を切り出し、面会交流については第三者機関を介するという提案を母親(父親)側がするのが最近のパターンだ。これは弁護士が面会交流の付き添いなどを休日をつぶし…

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単独親権撤廃!? 血みどろのたたかいがはじまる

なぜ今親権法見直し?  7月15日配信の読売新聞の記事で、単独親権制度の見直しを検討するために、来年以降法制審議会を検討するとの記事が出ていた。おっ、と思うとともに、親権制度の放置をこれ以上放置できない政府が、なぜ今の時期に腰を上げたがというのを、若干検討してみたい(とはいっても読売1社の記事なので、実際どうなのかという思いもある)。 1つは運動の存在。共同親権運動が政府を動かしたということだ…

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共同親権運動とは何か

 先日、京都に映画「レッドピル」を見に行ったときに、懇親会で親子断絶防止法(共同養育支援法)について話題にすることになった。そのとき、関西の当事者は「この法律ができるかポシャるか、とにかくこれが決着つかないと運動進みませんよね」とぼくに話しかけてきた。ぼくがこの法律に反対しているのを知っているので、意見を聞いてきたということだろう。この法律について当事者間では議論を避けたがる傾向にあるようだ。こ…

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